便利だけれど融通は効きづらいかもしれません

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昔からずっと変わらず同じ印鑑や社印を使っているのに、料金引き落としを銀行に頼もうとして書類を書いたら、「届出印が違います」と書類をつきかえされてしまった、ということはございませんでしょうか。
昔からずっと同じものを使っているのに、なぜ?と当然、腹立たしい気持ちになります。
では、印鑑の照合というのはどのようにしているのでしょうか。

最近は、印鑑の照合は機械で行うところが多いようです。
もともとコンピューターの中に取りこんである、顧客の印影データと、実際の書類に捺印された印影の大きさを揃え、コンピューター上で重ね合わせてプレビューし、一致するか不一致なのかを見るのだそうです。
また、銀行員さんの手で、念には念を入れてチェックも行うようです。

もし、ずっと同じものを使っているのに違うと言われた場合、印鑑が摩耗して線が細くなったり、途切れていたり、もしくは印鑑の淵が欠けていたり、朱肉の目詰まりなどで印影がわかりづらくなっている可能性があります。
朱肉の目詰まりは、ハンコを石鹸などで洗い、やわらかいブラシなどでこすり取るようにすると取れるものもあるそうです。
ただし、強く磨きすぎると欠けたりひびが入ったりする可能性もあるので、できれば印鑑の修理や洗浄を行っているはんこ屋さんにお願いするのがよいかもしれません。

ただし、彫り直しなどの修理になる場合は、印鑑登録されていた場合は、再度登録し直さなければなりません。
銀行届出印についても同様、彫り直しなどの場合は、改印手続きが必要になるようです。
また欠けなど一部分のみの修理でも、印影が変わったと言われてしまえば、それまで。
窓口でもめているよりも、必要な手続きを取ったほうが時間が早くすむというものです。

コンピューターですぐ印鑑が照合できるなど、便利な世の中にはなりましたが、わずかなコンディションの違いで印鑑不一致とはじかれてしまうなど、便利さと融通のきかなさは、いつも2つセットなのかもしれません。
また、不便だったり融通が利かなかったりする部分があるのは、いつの世も同じですしね。

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